画像を開いて、重ねて、加工するための手引きです。 必要なところだけ読んでください。
まずは 3 つだけ
1. 開く — 画像を画面にドラッグ&ドロップします(「画像を開く」から選ぶ、Ctrl + V で貼り付ける、でも同じ)。
2. 直す — 上の道具から選んで、画像の上で操作します。うまくいかなければ Ctrl + Z で戻せます。
3. 書き出す — 右の「書き出し」で形式を選んで「保存」。
これだけで 1 枚できます。あとは必要になったところだけ読んでください。
画面の見かた
| 場所 | 何があるか |
|---|---|
| 上 | 道具。選択・切り抜き・四角・曲線・矢印・文字・隠す・範囲・スポイト・マスク・スタンプ・修復・削除 |
| 上の右 | 拡大率(− / + / 100% / 全体) |
| 中央 | 画像。ここで直接さわります |
| 右 | 設定。来歴・大きさ・回転・レイヤー・履歴・選択中のレイヤー・色の調整・レシピ・書き出し |
| 下 | 画像の大きさ、レイヤーの枚数、操作の案内 |
- Ctrl + ホイール で拡大・縮小、スペース + ドラッグ(または中ボタン)で画面を動かせます
- ? を押すと、近道キーの一覧が出ます
画像を開く
置けるもの:
- 画像 … PNG / JPEG / WebP / GIF / BMP / TIFF / SVG
- 書類 … PDF / AI(画像として取り込みます)
- 作業ファイル … .gazou(続きから編集できます)
読み込みの注意
- PDF・AI・SVG は「画像」として取り込みます。 文字やパス(線)を編集することはできません
- AI は「PDF 互換」で保存されたものだけ開けます(Illustrator の編集データは非公開の形式のため読めません)
- TIFF は種類が多く、開けない場合があります(タイル形式・CMYK・JPEG 圧縮の TIFF には未対応。開けないときは理由を出します)
- 動く GIF は 1 コマ目だけ読み込みます
道具
上の並びから選びます。かっこの中は近道キーです。
| 道具 | すること |
|---|---|
| 選択・移動(V) | 図形やレイヤーを選んで動かす。入れた文字はダブルクリックで打ち替え |
| 切り抜き(C) | いらないところを落とす |
| 四角(R) | 四角を描く(枠だけ・塗りつぶしを選べます) |
| 曲線(P) | 手で線を引く |
| 矢印(A) | 矢印を引く |
| 文字(T) | 文字を置く。大きさ・色・書体を変えられます |
| 隠す(B) | 塗りつぶし・モザイク・ぼかしで隠す |
| 範囲選択(S) | 範囲を選ぶ(下の「範囲選択」) |
| スポイト(I) | 画像から色を拾う |
| マスクを塗る(K) | 見せる/隠すを筆で塗り分ける |
| スタンプ(J) | 別の場所を写して塗る(Alt + クリックで写し元を決める) |
| 修復(H) | 周りの色になじませて消す |
| 削除 | 選んでいる図形を消す |
範囲選択
- Shift + ドラッグ … 足す
- Alt + ドラッグ … 引く
- Shift + Alt + ドラッグ … 重なるところだけ
- Ctrl + D または Esc … 解除/Ctrl + Shift + I … 反転
- 範囲を選んだまま Delete を押すと、その範囲を塗りつぶして隠します
レイヤー
- 開いた画像が 1 枚目のレイヤーです。新規で足し、上へ/下へで重ね順を変えます
- 複製・削除、目のマークで隠す/見せる
- 整列 … キャンバスの左・左右中央・右・上・上下中央・下へそろえます
- 修復・スタンプ・マスクは別のレイヤーに乗るので、気に入らなければその 1 枚を消すだけで元に戻ります
履歴は右の欄に新しい順で並びます。押すとその時点まで戻ります(最大 80 件)。
色と調整
右の「色の調整(選択中のレイヤー)」「トーンカーブ・レベル」から。
- 明るさ・コントラスト・彩度・色温度・色かぶり
- トーンカーブ(点を足して曲げられます)・レベル
大きさ・切り抜きの欄では、幅と高さを数字で変えたり(縦横の比率を保てます)、回転・反転ができます。
隠す
人の顔や名前など、見せたくないところを隠せます。
- 塗りつぶし・モザイク・ぼかし(粗さを選べます)
- 顔を探して隠す … 写っている顔を自動で探して、上の方法で隠します
- 人物だけ残す(AI) … 人物だけを残して背景を隠します
学習済みモデルは、このパソコンの中だけで動きます。 画像はどこにも送られません。
レシピ(同じ加工をまとめて流す)
- 1 枚に対して加工します
- 右の「今の編集をレシピにする」を押します
- 「複数の画像にまとめて適用」で、たくさんの画像に同じ加工を流します
覚えられるもの: 向き・切り抜き・大きさ・色の調整・図形・文字・隠し方・顔を探して隠す。
★ 図形(四角や矢印)は「画像に対する割合」で覚えます。 別の写真に流すと、顔の位置がずれて隠れません。 顔を隠したいときは、レシピの「顔を探して隠す」を使ってください。 こちらは1 枚ずつ顔を探し直すので、位置が違っても必ず隠れます。
1 枚ずつ別々に処理します。 レイヤーの重ね方は再現しません。PDF・AI は対象外です。
書き出す
右の「書き出し」から。
| 形式 | いつ使うか |
|---|---|
| PNG | 透明を残したいとき。いちばん忠実 |
| JPEG | 軽くしたいとき(写真向き) |
| WebP | もっと軽くしたいとき |
| AVIF | さらに軽くしたいとき(新しい形式) |
| GIF / BMP / TIFF / PDF | 相手の都合で必要なとき |
- 画質のつまみで軽さを調整できます。目標の大きさ(KB)を決めることもできます
- 書き出すと約 ◯ MB と見積もりが出ます
- 画質を比べる … 元と書き出しを等倍で並べて見られます
- クリップボードにコピー … ほかのアプリへ直接貼れます
撮影情報(EXIF・位置)は、書き出したファイルに入りません。
証明(コンテンツ資格情報 / C2PA)とは
「この画像をどの道具で、どう編集したか」を、画像の中に書き残すしくみです。 受け取った人は、公式の読み手で中身が後から書き換えられていないかを確かめられます。
読む
画像を開くと、右上に「証明あり」の札が出ます。「詳しく見る」を押すと、
- 改ざんの有無・検証の結果(Trusted / Valid / Invalid)
- 撮影・署名したアプリ、撮影日時、出自(カメラで撮影 など)、端末
- 発行元(誰の鍵で署名されたか)
が読めます。この画面は読むだけで、何も送信しません。
付ける
書き出しのときに「証明(Content Credentials)を付ける」を選ぶと付きます(JPEG・PNG のとき)。
- 付けるときだけ、署名をもらうために当社のサーバーへ 1 回通信します。 送るのはハッシュ 32 バイトだけで、画像そのものは送りません
- 元の画像に証明が入っていれば、そのまま引き継ぎます
- 引き継ぐとき、撮影場所(GPS)はいつでも消します。 元の画像が隠れる編集をしたときは、縮小画像と撮影情報も消してから引き継ぎます
★ レシピ(一括処理)では、証明と撮影情報は引き継がれません。 1 枚ずつの保存では引き継げます。一括処理の画面にも同じ注意を出しています。
作業ファイル(.gazou)
- 右の「作業ファイル」→ ファイルに保存で、レイヤーごと保存できます
- ファイルから読む(またはドラッグ&ドロップ)で、続きから編集できます
近道キー
| キー | すること |
|---|---|
| V C R P A T | 選択/切り抜き/四角/曲線/矢印/文字 |
| B S I K J H | 隠す/範囲選択/スポイト/マスク/スタンプ/修復 |
| Ctrl + Z | 元に戻す |
| Ctrl + Y(Ctrl + Shift + Z) | やり直し |
| Delete | 選んだ図形を削除(図形が無ければ、選んだ範囲を塗りつぶして隠す) |
| ダブルクリック | 入れた文字を打ち替える(選択の道具のとき) |
| Ctrl + A | 図形を全部選ぶ(範囲選択の道具のときは画像全体) |
| Ctrl + G / Ctrl + Shift + G | グループ化・解除 |
| Ctrl + S | 書き出して保存 |
| Shift / Alt + ドラッグ | 範囲を足す/引く |
| Ctrl + D・Esc / Ctrl + Shift + I | 範囲を解除/反転 |
| Ctrl + ホイール | 拡大・縮小 |
| スペース + ドラッグ(中ボタン) | 画面を動かす |
| ? | 近道キーの一覧 |
Mac では Ctrl の代わりに ⌘ でも動きます。
困ったとき
TIFF が開けない タイル形式・CMYK・JPEG 圧縮の TIFF には対応していません(開けないときは理由が出ます)。 PNG か JPEG に変換してから開いてください。
AI が開けない 「PDF 互換」で保存されたものだけ開けます。Illustrator で保存し直してください。
レシピで顔が隠れていない 図形は「画像に対する割合」で覚えるので、別の写真では位置がずれます。 レシピの「顔を探して隠す」を使ってください(1 枚ずつ探し直します)。
書き出した画像に証明が入っていない 「証明(Content Credentials)を付ける」がオンになっているか確かめてください。 一括処理(レシピ)では付きません。
取り消しても戻らない 履歴は最大 80 件です。大きな画像でマスクや回転を重ねたときは、 記憶を使いすぎないよう古いものから消えます。
書き出しが重い 大きな画像では、見積もりを出すのに時間がかかります。 画質のつまみを動かし終えてから少し待つと、数字が出ます。
ブラウザによる違い
この拡張機能は Microsoft Edge・Safari・Chrome で使えます。
| Edge・Chrome | Safari | |
|---|---|---|
| 画像の編集・書き出し | できます | できます |
| PDF・AI の読み込み | できます | 確かめていません(動く見込みですが、実機での確認がまだです) |
| 作業ファイルの保存・読み込み | できます | できます(毎回ダウンロード・選択になります) |
安全のこと
- 画像はこのパソコンから出ません。 編集も書き出しも、すべてこのタブの中で終わります
- 通信するのは 1 か所だけで、選んだときだけです — 書き出しで「証明を付ける」を選んだときの署名(送るのはハッシュ 32 バイトのみ)
- 顔を隠す・人物だけ残すといった学習型の機能も、すべて端末の中で動きます
- Web ページを見る権限はありません
- くわしくはプライバシーポリシーをご覧ください