スーパー動画編集動丸君 の使い方

2026年9月23日 現在 — 動画はこのパソコンから出ません

動画を切って・つないで・書き出すための手引きです。 必要なところだけ読んでください。

まずは 3 つだけ

1. 読み込む — 動画を画面にドラッグ&ドロップします(「動画を読み込む」から選んでも同じ)。

2. 切る — 赤い縦線(再生位置)を切りたい所へ動かして、S を押します。 いらないほうをクリックして Delete で消します。

3. 書き出す — 右上の「書き出し」を押して、形式を選んで「書き出す」。

これだけで 1 本できます。あとは必要になったところだけ読んでください。

画面の見かた

場所何があるか
左素材。読み込んだ動画・写真の一覧。ここからタイムラインへ引っ張って置きます
中央の上プレビュー。いま何が映るかが出ます。文字や図形は、ここで直接つかんで動かせます
中央の下再生の操作。再生・コマ送り・時刻
右設定。選んでいるクリップの大きさ・色・エフェクト・音。シーケンス(画面の大きさ)もここ
下タイムライン。時間の流れ。ここで切ったり並べたりします

右の欄は 1〜3 列に変えられます(欄の見出しを引っ張れば入れ替え・幅の変更もできます)。 並びは次に開いたときも覚えています。

タイムラインの段(トラック)

  • 上の段ほど手前に重なります(映像)
  • 🎬 が付く段は映像、🔊 が付く段は音
  • 段の見出しにある印: 👁 隠す・🔇 音を消す・🔒 動かせなくする・▲▼ 順番・✕ 段を消す
  • 段の下の縁を引っ張ると、その段だけ高さを変えられます

素材を読み込む

置けるもの:

  • 動画 … MP4 / MOV / M4V / WebM ほか、Chrome が再生できるもの
  • 写真 … JPEG / PNG / WebP(1 枚 5 秒で置かれます。端を引っ張れば伸びます)
  • 音だけ … M4A / MP3 / WAV など
  • 作業ファイル … .doumaru(続きから編集できます)

素材のカードには札が付きます。

札意味
速いMP4・MOV。コマ単位で正確に扱えます
確実それ以外。動きますが、コマ送りと書き出しが遅くなります
写真静止画
撮影撮影時刻を動画・写真の中から読めました
ファイル撮影時刻が入っていないので、ファイルの更新時刻を使っています(コピーすると変わります)

開けないもの: ProRes・DNxHD・BRAW・R3D。Chrome がこれらを再生できないためです。

20 分を超える素材の音は、使うところだけを分けて読みます(MP4・MOV・M4A・WAV)。 それ以外の形式(WebM・MP3 など)で 20 分を超えるものは、音を読めません(そのときは知らせます)。

映像と音は分かれて置かれます

音のある動画を読み込むと、映像の段と音の段に分かれて置かれ、両方に ⛓ が付きます。 ⛓ が付いている間は一緒に動きます(動かす・端を伸ばす・切る・消す・速さを変える)。

分けたくないときは、タイムラインの上の「読み込んだら音を分ける」を外してから読み込みます。

撮影した順に並べる

素材の欄の「撮影時間順」を押すと、撮った時刻の古い順に並びます。 続けて「タイムラインも並べ直しますか」と聞かれるので、「並べ直す」を押すと、 いちばん下の映像の段に撮影順ですき間なく置き直します(Ctrl+Z で戻せます)。

タイムラインの操作

置く・選ぶ・動かす

  • 素材をタイムラインへ引っ張ると、放した所に置けます。プレビューの上で放すと、いちばん上に重ねます
  • 素材をダブルクリックすると、いちばん下の段の末尾につなげます
  • クリップをクリックすると選べます。⛓ の付いたものは2 本まとめて選ばれます
  • Alt を押しながらクリックすると、その 1 本だけを選べます
  • 何も無い所から引っ張って囲むと、まとめて選べます
  • クリップを上下に引っ張ると、別の段へ移せます

切る・伸ばす

  • S … 再生位置で分割
  • クリップの端をつかんで引っ張ると、長さを変えられます
  • 段の見出しの長さの欄に 5 や 1:30 と打っても変えられます
  • Delete … 削除/Shift+Delete … 削除してすき間を詰める

右クリックでできること

クリップを右クリックすると、その場でこれだけできます。

  • 連結を外す(映像と音を別々に動かせるようにする)
  • 連結する(映像のクリップと音のクリップを 1 つずつ選んでから)
  • 音だけ削除 / 映像だけ削除 / このクリップだけ削除
  • 再生位置で分割 / 複製 / 詰めて削除
  • 音を戻す(音を分けた映像クリップから、もう一度鳴らす)
音のクリップを消すと、映像は無音のままです。 消したとたんに元の音が鳴り出さないようにしてあります。鳴らしたいときは「音を戻す」。

位置をそろえる

  • 吸着 … ほかのクリップの端や印にぴったり合います(上のチェック)
  • 自動で収める … 段が増えても、上下にスクロールせず全部見えるように縮めます
  • Ctrl を押しながらホイール … タイムラインの拡大・縮小

文字・図形・字幕

  • T(または「文字」)… 文字を足します。足したその場で打てます。プレビューの上でつかんで動かせます
  • 入れた文字をダブルクリックすると打ち直せます
  • 「定型」… タイトルの型から選べます
  • 「図形」… 四角・丸・三角・星。つまみを引っ張ると横長・縦長にできます
  • 「単色」… 画面いっぱいの色(下に敷いたり、区切りに使います)
  • 字幕… .srt を読み込む/書き出す。声から作ることもできます(下の「音」)

色とエフェクト

右の「整える」から掛けます。主なもの:

  • カラー … 明るさ・彩度・色温度・トーンカーブ
  • LUT … .cube を読み込んで当てる
  • ぼかし・モザイク・塗りつぶし … 範囲を選んで隠す。追いかけもできます
  • 顔を探して隠す … 学習済みモデルで顔を見つけて隠します(このパソコンの中だけで動きます)
  • クロマキー … 緑・青の幕を抜く
  • 人物だけ残す … 背景を消します(これも端末の中だけ)
  • 手ぶれ補正 … 揺れを調べて打ち消します(長い素材では時間がかかります)

調整レイヤーを足すと、その下にある段すべてへまとめて掛けられます。

ほとんどのつまみに ◆(キーフレーム)が付けられます。◆ を打つと、時間で値が変わります。

音

  • タイムラインのクリップに波形が出ます(上のチェックで切り替え)
  • 無音カット … しきい値と長さを決めて、赤い帯で下見してから切ります
  • 音量をそろえる … クリップごとに目標の大きさへ合わせます
  • EQ・コンプレッサ・雑音を減らす(雑音除去も端末の中だけで動きます)
  • 声から字幕を作る … 選んだクリップの声を文字にします。 初めて使うときだけ、同意した場合に限りモデルを受け取ります(声は外へ出ません)

J カット・L カット

会話のつなぎ目を自然にする作り方です。

  • J カット … 次の場面の音が先に始まる
  • L カット … 前の場面の音が後まで残る

どちらも「わざと音をずらす」操作なので、連結(⛓)は自動で外れます。

書き出す

右上の「書き出し」から。

形式いつ使うか
MP4(H.264)ふつうはこれ。どこでも再生できます
WebM(VP9 / VP8)H.264 が使えないパソコンのとき
GIF短い動く画像。横 480・15fps まで
M4A音だけ取り出したいとき
  • 書き出す範囲を決められます(I でイン点、O でアウト点、Shift+I で全体に戻す)。 目盛りの印は引っ張って動かせます
  • 証明(コンテンツ資格情報)を付けるを選ぶと、C2PA の証明を埋め込みます(次の節)

証明(コンテンツ資格情報 / C2PA)とは

「この動画をどの道具で、どう編集したか」を、動画の中に書き残すしくみです。 受け取った人は、公式の読み手で中身が後から書き換えられていないかを確かめられます。

  • 付けるかどうかは毎回選べます(既定では付きません)
  • 付けるときだけ、署名をもらうために当社のサーバーへ 1 回通信します。 送るのはハッシュ 32 バイトだけで、動画も編集の内容も送りません
  • 材料の動画に証明が入っていれば、そのまま引き継ぎます
  • 引き継ぐとき、撮影場所(GPS)はいつでも消します。 元の映像が隠れる編集をしたときは、縮小画像と撮影情報も消してから引き継ぎます (色の調整と回転・反転だけなら消しません。BGM を重ねただけでも消しません)

読み込んだ素材の証明は、上の「来歴」で見られます。

保存して続きから

  • 保存(Ctrl+S)… 編集の途中を .doumaru に保存します。2 回目からは同じファイルに上書き
  • 名前を付けて保存(Ctrl+Shift+S)
  • 開く … 保存した .doumaru を開きます

作業ファイルに動画そのものは入りません(「どこをどう使うか」の指示だけ)。 そのかわり動画の場所を覚えていて、次に開いたときは自動で読み込みます (ブラウザの決まりで「許可」を 1 回聞かれることがあります)。 見つからないときは、その場で選び直せます。

はじめの画面には「最近開いた作業ファイル」が出ます(覚えているのは場所だけです)。

近道キー

キーすること
Space再生・一時停止
← →1 コマ戻る・進む(Shift を足すと 1 秒)
Home End先頭へ・末尾へ
S再生位置で分割
Delete削除(Shift を足すと、詰めて削除)
Ctrl+D複製
Ctrl+C Ctrl+V Ctrl+X写す・貼る・切り取る
Ctrl+Z Ctrl+Y元に戻す・やり直し
Ctrl+S / Ctrl+Shift+S保存 / 名前を付けて保存
T文字を足す
M再生位置に印(マーカー)
I O書き出す範囲のイン点・アウト点(Shift+I で全体に戻す)
Alt + クリック連結した組でも、その 1 本だけを選ぶ
Ctrl + ホイールタイムラインの拡大・縮小
Escape開いている画面を閉じる(読み込み中・書き出し中は閉じません)

困ったとき

動画が開けない ProRes・DNxHD・BRAW・R3D は Chrome が再生できないので開けません。 MP4(H.264)に変換してから読み込んでください。

音が二重に鳴る 同じ素材が映像の段と音の段の両方で鳴っていないか確かめてください。 読み込んだときに分けたものは二重になりません。手で足した音を消すか、音量を 0 にします。

音が鳴らなくなった 音のクリップを消すと、映像は無音のままになります(そういう作りです)。 映像クリップを選んで、右クリック →「音を戻す」で鳴ります。

映像と音がずれる ⛓ が付いていれば、ずれません。外してしまったときは、 映像と音を 1 つずつ選んで右クリック →「連結する」でつなぎ直せます。

20 分を超える動画の音が入らない WebM・MP3 など一部の形式では、20 分を超えると音を読めません。 MP4・MOV・M4A・WAV なら読めます。

書き出しが遅い 素材の札が「確実」だと遅くなります。MP4(H.264)に変換してから読み込むと速くなります。 書き出す範囲を決めると、その分だけで済みます。

取り消しても、高さや幅が戻らない 段の高さと作業画面の並びは見た目だけの値なので、取り消しの対象にしていません (編集を巻き戻すときに、見た目まで動くと分かりにくいためです)。

ブラウザによる違い

この拡張機能は Microsoft Edge・Safari・Chrome で使えます。 Safari だけ、ブラウザ側のしくみが足りないために 2 つできないことがあります (どちらも、そう分かるように知らせます。勝手に失敗したりはしません)。

Edge・ChromeSafari
編集・書き出し(映像)できますできます(Safari 16.4 以降)
音を書き出すできますSafari 26 以降でできます。 それより前では映像だけになり、「このパソコンでは音声を書き出せません」と出ます
作業ファイルの上書き保存(Ctrl+S で同じファイルへ)できますできません。 毎回ダウンロードになります(同じ名前で保存し直してください)
作業ファイルの「場所を覚える」できますできません(開くときに毎回選びます)

ほかの機能(切る・つなぐ・文字・図形・色・音の調整・証明の付与など)は、3 つとも同じように使えます。

安全のこと

  • 動画はこのパソコンから出ません。 編集も書き出しも、すべてこのタブの中で終わります
  • 通信するのは 2 か所だけで、どちらも選んだときだけです 1. 証明を付けるとき(ハッシュ 32 バイトのみ) 2. 字幕のモデルを受け取るとき(同意したときだけ。こちらからは何も送りません)
  • 顔を隠す・人物だけ残す・雑音を減らすといった学習型の機能も、すべて端末の中で動きます
  • くわしくはプライバシーポリシーをご覧ください